Bizmates法人契約プラン導入事例 FICT株式会社様
世界最高水準のハイエンドプリント配線板技術を誇り、グローバルに事業を展開する技術系メーカーのFICT株式会社では、営業職・エンジニア職を問わず、海外顧客との接点が日常的に生じている。
一定の英語力があっても、国や地域ごとの文化差やコミュニケーション様式の違いが、商談や技術的なすり合わせの障壁となる場面は少なくない。そこで同社は、Bizmatesのオンライン英会話で築いた英語力を土台に、次のステップとして「異文化ギャップマネジメント研修」を導入。語学力の先にある、海外ビジネスでの「伝わる伝え方」や「関係の築き方」を実践的に学ぶことで、業務に直結する気づきと行動変容が生まれている。
- メーカー
- 1001〜5000名
- グローバル人材育成
- 異文化ギャップマネジメント研修
導入インタビュー
従来からの課題
営業・エンジニア双方に求められた“異文化理解”
―まず、貴社の従来の課題についてお聞かせください。
FICT株式会社 営業本部 第二営業部 グループ長
碓井 賢様
弊社では、北米、アジア、ヨーロッパなどさまざまな地域の顧客と接点があり、営業職だけでなくエンジニア職においても海外とのコミュニケーションが日常的に発生しています。そうした中で見えてきたのが、「英語を一定話せても、文化の違いまでは十分に理解できていない」という課題でした。
ある地域でうまくいったやり方が別の地域では通用しない、メールを送っても期待した返答が得られない、解釈の違いからやり取りが何度も発生してしまう。そうした経験を通じて、語学力だけではなく、相手の文化や商習慣を踏まえたコミュニケーションの必要性が高まっていました。
FICT株式会社 営業本部 第二営業部 グループ長
碓井 賢様
選定プロセス
英語学習のその先を見据え、「実践性」と「カスタマイズ性」を重視
―オンライン英会話「Bizmates」の延長線上として、異文化ギャップマネジメント研修を検討した背景について教えてください。
FICT株式会社 人事総務本部 人事部
鈴木 香倫様
すでにオンライン英会話を導入しており、受講しているメンバーの多くが、ビジネスに特化した「英語力」という観点で一定の手応えを感じていました。その一方で、前段でも触れたような語学力だけでは解決できない課題が浮き彫りになってきたのです。
単に英語を話せることにとどまらず、ビジネスの場で「どう使うか」まで含めて強化したい。そうした考えから、オンライン英会話の次のステップとして、異文化理解の必要性を感じるようになりました。
FICT株式会社 人事総務本部 人事部
鈴木 香倫様
―最終的にBizmatesの研修を選ばれた決め手は何でしょうか。
決め手となったのは、Bizmatesがビジネス特化型のオンライン英会話として培ってきた実績に加え、その延長線上で異文化理解まで一貫して学べる点でした。英語学習と異文化対応を切り離さず、現場の実務に即した形で支援を受けられることに、大きな魅力を感じていました。
また、課題感に合わせて柔軟に設計できるカスタマイズ性も大きなポイントでした。
実際に、駐在経験のあるメンバーと本研修の無料体験会に参加した際には、「これだ!」という自社の課題にフィットする感覚がありました。
基礎的な知識を学ぶだけでなく、現場で実際に起きているコミュニケーション上の課題に対して、改善のきっかけが得られる。そうした実践性への期待感が、最終的な導入の後押しになりました。
導入プラン
少人数 × 実践ワークで、異文化の壁を乗り越える「対応力」を磨く
―導入プログラムの具体的な内容について教えてください。
営業職・エンジニア職を対象に、1回あたり4〜5名程度、3.5時間のプログラムを計3回行い、異文化ギャップの考え方を学びながら、実際の業務で起きている課題に即して議論を深めていきました。
研修では、異文化理解を単なる知識として学ぶのではなく、実際のビジネスシーンで起こり得るやりとりに落とし込みながら、「どう伝えるべきか」「どこまで明確に言うべきか」「相手の文化背景をどう踏まえるか」等を扱いました。
たとえば、日本語では“難しい”と表現すれば実質的に“不可能”を意味する場面でも、英語で “difficult” と伝えると、相手には「難しいが可能性はある」と解釈されてしまうことがあります。
そうしたズレを踏まえ、Yes / No を曖昧にせずに伝えることや、相手に誤解を与えない表現等について、受講者がリアルシチュエーションとともに学べる内容となっていました。
▼プログラム内容
1. ギャップマネジメントとは
価値観や考え方の根底にある「文化的な常識」が生むギャップと、その埋め方について学ぶ。
2. 営業における現状ギャップ分析
各々の営業活動での異文化間ギャップ体験の共有(状況・相手国・問題点)
3. 異文化ギャップマネジメント基礎学習
マナー、メッセージの伝え方、議論の進め方など、具体的な「指標」を用いて、文化による違いを体系的に理解する。
4. グループコーチング
自身の課題を文化的要因とその他の要因に整理し、具体的な改善ポイントをアクションプランへと落とし込む。
導入後の効果・反響
“完璧な英語”から“伝わるコミュニケーション”へ
―研修全体の満足度はいかがでしたでしょうか。
研修の満足度は全体的に高かったと思います。異文化の理解が深まっただけでなく、マインド面でも変化が感じられました。
「英語は完璧でなければならない」という思い込みがやわらぎ、「完璧である必要はない」「わからないことは聞いていい」といった、心理的な障壁を下げる方向にも触れていただけました。その点も異文化理解につながると思いますが、受講生の中でそうした気づきや変化があったのは大きな成果だと感じています。
また、研修内容は各回とも完全に同一ではなく、受講生への事前アンケートや各回でのヒアリングを反映しながら調整されており、一人ひとりが現場に近いイメージで学べた点も評価が高かったです。
今後の展望
組織全体のグローバル対応力向上へ
―今後、Bizmatesに期待していることや、組織として強化したいことはありますか。
今回は異文化理解を体系的に学ぶ非常に有意義な機会になりました。今後はこの学びを土台に、理解度に応じた段階的なプログラムやさらに踏み込んだ内容にも取り組んでいきたいです。弊社がまだ気づいていない課題も含めて「こういうプログラムが合いそう」「次はこういうテーマが必要ではないか」といったご提案も期待しております。
将来的には営業やエンジニアだけでなく、工場部門や採用部門など、海外との接点を持つあらゆる部門へもこうした学びの機会を展開していきたいと考えています。さまざまなポジションの社員が共通の視点を持つことで、組織としてグローバル対応力を高めていきたいです。
―本日は貴重なお時間をありがとうございました。今後のご活躍をお祈り申し上げます。
社員さまの声
FICT株式会社 営業本部 第二営業部
新藤 純 様

―自己紹介をお願いいたします。
現在は国内営業を担当しており、九州や東京のお客様を中心に訪問や提案を行っています。業務の中心は国内ですが、海外支社のお客様とは英語でメールのやり取りをすることがあったり、展示会では海外のお客様に英語で対応する場面もあります。
―異文化ギャップマネジメント研修を受講していかがでしたか?
「ビジネスを動かすためのコミュニケーションの取り方」を学べた、非常に充実した経験となりました。特に印象に残っているのは、「ネイティブのように話せること」を目指しすぎなくても、まずはコミュニケーションできるレベルを目標にしてよい、という考え方です。
これまでは、英語を使うことに対してどこかプレッシャーがありましたが、研修を通じて「完璧でなくても伝えることが大切」と感じられるようになり、英語でのやり取りに対する心理的なハードルが下がりました。
また、相手の話を最後まで聞くのが美徳とされる日本と違い、「わからないことがあれば、途中で遮ってでも一旦疑問点を相手に投げ、その場で確認する」という練習も印象に残っています。
日本と海外のコミュニケーション様式を比較しながら学んだことで、自分が「当たり前」だと思っていた常識が、実はそうではないと気づかされました。
―実務でのコミュニケーションに変化はありましたか?
以前よりも、相手にわかりやすく伝えることを意識して、よりシンプルに、明確に伝えようと考えるようになりました。特にメールでは、自分が確認したいことに対して相手から期待した答えが返ってこないこともあったのですが、質問の仕方や認識の確認方法を工夫することで、やり取りの精度を高めていける感覚があります。
また、英語そのものへの不安が少しやわらいだことで、以前よりも前向きにコミュニケーションを取ろうという意識が強くなったと感じています。
―今後に向けて、どのような力を伸ばしていきたいですか?
今後は、海外のお客様相手に、対面やオンライン会議の場でもより自然にコミュニケーションが取れるようになっていきたいです。そのためには、英語力そのものを高めることはもちろんですが、相手の文化的な背景も踏まえながら、自分の意図をわかりやすく伝える力をさらに磨いていく必要があると思います。今回の研修で得た学びを、日々の業務の中で少しずつ実践しながら、自信を持って海外のお客様と向き合えるように取り組んでいきます。
―ありがとうございました。今後のご活躍をお祈り申し上げます。
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